第十三回「保安電子通信技術セミナー・展示会」の展示会開催の中止について
令和4年1月13日
保安通信協会
理事長 有馬 康之
平素、弊会の業務運営に御理解・御協力を賜り誠にありがとうございます。
さて、2022年2月9日、東京国際フォーラムにおきまして開催を予定しておりました、標記セミナー・展示会につきましては、新型コロナ感染症(オミクロン株)の感染者が全国で13,000人、東京で2,000人を超える(1月12日)等、急激な拡大局面を迎えております。このため、リアル会場における開催を断念せざるを得ない状況となりました。
セミナー会場の収容人員削減、展示企業数の減少、展示会場内の一方通行、各種消毒・検温機器や滞留人員カウントシステム、非接触型の受付システム等を用意する等、コロナ対策には細心の注意を払い万全の対策に努めてまいりましたが、オミクロン株の感染は予想を遥かに凌駕する勢いで拡大しております。
既に参加登録頂いた皆様からも、東京への出張・移動を躊躇し、ウェビナー視聴への変更につきましてのお問合せ等も頂戴しておりますし、展示会に出展予定の企業様の中にも現下の厳しい状況に鑑み、出展を見合わせたいとの御希望をお持ちの企業も増えております。
このような状況の下、リアル会場におけるイベントを強行することは、いくら会場内の感染対策を万全に執ったとしても、会場への往復路の安全性を確保できる訳でもなく、会場にお越しになる参加者の皆様の感染リスクがゼロではない限り“広く国民生活全般の安心・安全の水準の維持向上に寄与する”という協会目的にも合致しないことから、リアル開催を断念することと致しました。
このため、大変残念ではありますが、昨年度に引き続き、リアル会場におけるセミナー・展示を見送らせて頂くことと致しました。
警察庁、総務省消防庁、海上保安庁の御後援を頂きながら、リアル会場での開催を断念せざるを得ない状況は誠に残念であり、開催に向け御尽力頂いた関係者の皆様には誠に申し訳なく存じます。
なお、参加登録頂いた法執行機関等職員の皆様には、後日、セミナー内容を配信させて頂く予定としておりますので、御連絡をお待ち頂きますようお願い申し上げます。
弊会と致しましては今後も各種調査研究等の事業を推進すると共に、来年度はリアルに開催できますよう努力して参りますので、御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げます。